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六ヶ所村での小さな思い出と映画のこと

今日は、黄金町にあるジャック&ベティにて、鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所村ラプソディー」を見てきた。

昨日は、監督のトークショーもあったというこで、ずいぶんと賑わったようだが、平日、昼間の上映がはじまった今日は、ゆったりと、贅沢なほどの人数にて、見ることが出来た。

この震災以後、鎌仲ひとみさんの著書を読んだことが、一番の動機ではあったが、この映画のことは、以前から、気になっていて、いつか見たいと思っていた。

かつて、父の会社の転勤で、青森市内に住んでいたことがあった。

小学校4年生の2月から、小学校5年生いっぱいまでの、ふた冬と少しの、短い期間。
その前には、九州、博多に1年8ヶ月くらい住んでいた。

当時、小学校の近くには、新しく、素敵な市民図書館が出来て、その横には、棟方志功記念館が建った。

そして、学校の前あたりだったと思うが、市民文化センターがあり、その中に、たしか、子ども文化センターといったエリアがあって、子ども科学館のような展示や体験コーナーと、プラネタリウム。
それから、そこが主催していたのだと思うが、子どものクラブがあった。

私は、子どものクラブの中で、たまたま、小学校の担任の先生が、指導していた、子ども野鳥の会?クラブ?というのに、入れてもらった。
特に、野鳥に興味がある、ということでもなかったけれど。
あちこち連れていってもらえるらしい、というのが、魅力で、入ったのだったと思う。

何しろ、父は、転勤先で、いつも消えてしまい、私たちとは別のところに住んでいるような状態。
見知らぬ土地で、残された家族は、あきらめながらも、戸惑いの日々を送ることになる。

そんな不穏な家庭で、私は、いろいろな感情を押さえ込みつつ、いい子を頑張っていたけれど。
でも、それだけじゃなくて、子どもらしい、好奇心や、冒険心も持っていた。

だから、知らない土地に引っ越してきて、子どもの自分だけでは、あちこち行けない・・・、家族もあてにならん、という中で、そのクラブに入りたいと思ったようだ。

さて、前置きが長くなってしまったが。

その野鳥クラブにて、私は、六ヶ所村を訪ねたことがある。
たしか、野鳥の調査のための、網が仕掛けてあり、そこに、引っかかった野鳥の頭を、撫ぜた・・・。
それが、その日の私の記憶のハイライトだった。

なんという鳥だったかは、すっかり忘れてしまった。
でも、野鳥・・・そういうのに充分なくらい、普段見る鳥たちとは違っていた感じがする。

あたり一面は、だだっ広く、人影もなかったような気がする。

その日は、バスに乗っていったと思うが、初めての場所へ先生や友だちと出かけていくこと。
そして、その見慣れぬ、だだっ広い大地の風景や、野鳥を撫ぜた体験に、私の冒険心は、とても満足したようだった。

その六ヶ所村に、核燃料サイクル基地が出来るという話しは、私が大学生の頃から、耳にしていたと思うが。
やはり、思い出のある土地が、そのようになっていくことに対する、無念さや不安みたいなものを抱いていた。

といっても、様々な社会の中の矛盾に、怒ったり、異論を唱えたりしていた学生時代であったが、原発のことについて、自分自身、それほどに、つっこんで、追求する、ということは無かったと思う。時代は、バブル前夜から、全盛期への時期。

原発のことなど、環境問題について、より、シビアに目覚めたのは、子どもを生み、育て・・・という体験を通してだった。自分の中に、生命が宿り、そして、育ち、産まれ、外界から、多くのものを心身に吸収して、ぐんぐんと育ち行く、我が子の姿を見て、彼らにとっての外界、そして、彼らの心身に取り入れられるものについて、考えるようになった。

「六ヶ所村ラプソディー」では、再処理工場が出来るまで、そして、まさに、稼動するという、そういう歳月の中の、そこに住む、一人一人の人間の言葉、姿、行動、暮らしの様子など、リアルに映し出されている。

今、こんなにも深刻な、原発の事故が起きて、なお、原発について、危険だ、と思う人ばかりではない。
もちろん、どのようなプロセスであれ、無くしていきたい、と思う人が、多くなっていると思うが。
安全だ、と、未だに、語る人も居る。
もっと、作ろうという人さえも居る。

ましてや、当時、六ヶ所村の再処理工場の建設、稼動に向けて、異議を申し立て、反対運動を行なってきた人達への風当たりは大変なものであったと思うし、それでも、なおかつ、屈せずに、行動を続けてきた、その力は、すごいと思う。

けれど、力不足だった・・・と、語る無念な姿は、痛々しい。
そして、かつては、反対していたけれど、今は、していない。
そういう人達もまた、責められるべきではないだろう。
辛い話だ。

それにしても、原発関連の施設建設などに伴う、買収のすさまじさは、想像を絶するものであるらしい。
それほどに、お金をかけても、儲かるという商売が、原発の背景にあるのだろう。

しかし、その背景の世界は、まだまだ、普通には、垣間見れない。
とんでもない、とてつもない仕組みが、どうなっているのかが、もっと、一般庶民にリアルにオープンになる日は、先なのだろうか。

そんなお金儲けの話と天秤にかけられている、今と未来の子ども達の生命があるということが、あまりに理不尽で、その時代に、自分自身が、解決をもたらせずに生きていることが、苦しくなったりする。自分自身が、ここに至るまでに、さほどの行動も起こさず、電気を享受してきたことも含めて。

映画を見終わったときも、正直に言って、重苦しい気持ちが残ったけれど。

それでも、映画の中の、あきらめずに、前向きに生きようという人達の姿を思い出して、私も、勇気を得たような気がする。
どんなに、無念で、絶望しようとも、あきらめないこと、そこに光があると、信じて生き続けること。
淡々と地道に、行動し続けることが、将来への希望につながるのだろう。

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マギーB

Author:マギーB
自然を感じて繋がる、人のハートを感じて繋がる生き方で、丸ごと暮らしていくのが夢。私の夢っていう舟に帆をはろう。好きな絵本「わたしのおふねマギーB」。

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