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生きのびること

何度か、このブログにも、落合恵子さんのこと、また、著書について書いてきた。
私は、この本を読んで、さらなる落合ファンになった。

「崖っぷちに立つあなたへ」岩波ジュニア新書
落合恵子著 2008年 岩波書店発行

落合恵子さんからの崖っぷちに立つ若者達へのメッセージだ。

あとがきを読んで、あらためて、この本の重みに共感する。

「実際、いま、この瞬間、崖っぷちに立たされているひとに、他者は一体何が可能なのか。ほんのわずかでも何かできると思うことこそ、傲慢ではないか。善意とはいえ、そういった大人のアクションもまた、崖っぷち立たされているひとを追い詰める、もうひとつの原因になるのではないか。そんな恐れと躊躇も一方にあった。正直に言おう。これらの恐れと躊躇、懐疑から、わたしはいまでも自由になれてはいない。むしろ、より強まった感がある。それでも、いま、生きることは捨てたもんじゃないと思っているわたしがいる。10代の頃に、死にたいと思ったことがあった。実際、ギリギリの状態にまでいったことも一度はある。それでもわたしはいま、ここに生きている。そして、生きていてよかったと思っている。」
(本書「あとがき」より・p191~p192引用)

経験を分かち合う力は、大きい。
生い立ちから、20代に至るまでの、様々な体験、思いが丁寧に綴られており・・・多くの人が、私も、そう、そうだったと共感できるかもしれない。
共感は、生きる勇気、生きる支えになる。
もし、その中に、ほんの少しでも、光が、希望への道筋が見えたら。
それを、謙虚に、しかし、真摯に、願った本なのだろう、と思う。

私も、その共感を得た一人だ。いじめや、無視の体験を読みながら、当時を思い出す。

自分の悪口がずらーっと黒板いっぱいに書かれていた。
そこに、私の味方だ、と思っていた子の名前もあった。
そのときの絶望感って、途方もない。

それでも、辛いって、悲しい、って誰にも言えなかった。
私の場合は、特に、母に心配をかけたくないから、絶対に言わない、という気持ちも強かった。
自分の部屋の布団の中以外では、涙を一滴も流さず、何事もなかったように、母と話す私がいた。
ただひたすら、「死んじゃいけない、泣いちゃいけない」とお経のように唱えながら学校に通った。

そう唱えていないと、死んでしまいそうで、泣いてしまいそうだった。
でも、死んでも、泣いても、母は心配するだろう。

本当に、しんどい、辛い日々だったけれど、心配させないために、生き残ることはできた。

しかし、そのときの辛さって、結局は消えなかった。
正直に、言えなかった、助けを求められなかった傷みと共に、大人になっても、私の心の中に、疼き、生き難さのもとになっていった。

他にも、いろいろなことを通して、誰にも言えない、苦しさをしまいこみながら、子ども時代は、なんとか、生き残ったが、大人になってから、そうしたものを抱えながら生きていくことが、どうにもならなくなっていった。
死にたいと思ったこともある。ギリギリの状態までいったこともある。さらに、人生という山で、行き場を失い、迷い、遭難して、谷底にも落ちた。

そこから、私は、這い上がり、心に抱えた重荷を降ろし、生き難さのもとを手放し、歩み始めた。
そして、今、著者と同じように、生きていてよかった、と、思える自分がいる。
自分の苦しかった体験が、今を生きるために役立っていると、感じるときもある。

若者達へ、生き延びよう、と伝えたい。
大人達へも、生き延びよう、と伝えたい。

そう伝えていく勇気を、この本から、もらうことができた。

さらに、個々を尊重して生きる、暴力のない、生き方を模索し続け、実践する著者の生き様を、生き方のモデルの一つにしていきたい、と、あらためて思った。

崖っぷちに立つあなたへ (岩波ジュニア新書)崖っぷちに立つあなたへ (岩波ジュニア新書)
(2008/04/22)
落合 恵子

商品詳細を見る
岩波ジュニア新書。著者、自身の生い立ちから、二十代になる前までのセルフヒストリー。崖っぷちの今を生きる若者達への自身の体験をふまえたメッセージ。
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マギーB

Author:マギーB
自然を感じて繋がる、人のハートを感じて繋がる生き方で、丸ごと暮らしていくのが夢。私の夢っていう舟に帆をはろう。好きな絵本「わたしのおふねマギーB」。

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