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働くこと

昨日、クレヨンハウスで買ってきた本の一冊。
「ルポ 若者ホームレス」飯島裕子/ビッグイシュー基金 ちくま新書 筑摩書房 2011年1月10日発行

出版されたばかりの新書。
朝から外出の一日だったが、移動の合間にひきつけられ読み進め、帰宅前に読み終わった。
センセーショナルなタイトルだが、よくありがちな、薄っぺらい流行語&話題づくり的な本ではなくて、謙虚に、現実の生身の人間の言葉を追った、真剣な本だと感じた。

ごく普通の若者と変わらない風貌、野宿を避け、ネットカフェやファーストフード店で夜を明かしたり、コンビニを夜通し歩き回って過ごすなど、不可視化された若者ホームレスの現実。

ホームレスに至る状況を、育った環境、学歴、仕事に就き、仕事を失い、あるいは、失い続け、また、それが繰り返えされている様子など。多様性も含め、一人ずつのケースから見ていく。そして、まさに、社会構造がもたらす貧困の具現者としての彼らの姿があぶりだされる。

しかし、分析に留まっては、意味がない。最後の章は、「ホームレス脱出」。この聞き取り調査を元に深められているビッグイシュー基金の取組みをはじめ、いくつかの実践が報告されている。

これで、解決、というような問題ではなくて、貧困の対極として、人が豊かに、尊厳を持って生きるとは、どういうことなのか、という問いにもつながる。

私は、この本を読み進むうちに、かつての自分の姿を彼らに重ねていた。

私が、離婚後、シングルマザーとして、社会から感じたもの、そして、自分自身も抱いていた考えは。
「母子家庭の母親なのだから、働いて、あたりまえ。大変でも、働いて、あたりまえ。」

たぶん、若者たちが、社会から感じているもの、そして、彼ら自身が抱いている考えも・・・
「若いのだから、働いて、あたりまえ。過酷でも、働いて、あたりまえ。」

それが出来ないならば、失格。
離婚した母親は大変な苦労をしてあたりまえで、若い男は過酷に働かされてもあたりまえ?
ジェンダー、家族制度、年齢によるパワハラの問題が、見える。

しかし、自分からも、他人からも、圧力が自分自身に向けられる中では、なかなか、苦しい、助けて!と言うことが出来ない。言ったとしても、何度か、受け付けられないと、あきらめて、自分自身でなんとかしようとしてしまうが、往々にして、事態は悪化する。

私の行き着くところは、ホームレスではなかったが・・・。
私のかつての心の中は、彼らの淋しさとクロスする。
追い詰め、追い詰められていった先は、とんな状況にせよ、どうにもならないところでしかない。

幸いにして、私は、今、その行き止まりから、折り返して生きている。
助けて!というところからしか、結局は、はじまらないが。
一筋縄に、助けて!イコール、解決でもない。
折り返して、生き辛さに向き合い、傷ついたもの、傷つけたものを、修復して、歩む作業は、簡単ではない。
時間がかかる。そして、多くの人達の愛と、手助けが必要だ。

私は、仕事を離れて、約三年半。
ようやく、再び、仕事を少しずつ始めよう、というところまで、やってきた。

若者ホームレスの声にもあったが、過去の仕事の体験が、トラウマになり、仕事をすること自体への恐れになったりもする。そんな恐れを手放す努力を続けながら、私も、やっと、一歩、歩み出した。

私自身、これから、どんなふうに、私の仕事が、展開するのか、わからないが。
今日、この本を読んで、新たな仲間達を、若者ホームレスたちに見出したような気がして、なんだか心強い。
苦しんでいる人達が居ることは、とても辛いけれど、どんな状況であれ、生き抜こうとすること、また、生き直すことにチャレンジしている人達が居ることは、希望だ。
感謝。

ブログ夜更かし・・・。
言い訳がましいが、今日の本からは、とっても切実で、重たいもの、そして、光も、受取ったから、いろいろ考えた。すべて、ここに書けたわけでもなく、寝不足にもなりそうだけど、私にとっては、大切な時間だった。

ルポ 若者ホームレス (ちくま新書)ルポ 若者ホームレス (ちくま新書)
(2011/01/07)
飯島 裕子、ビッグイシュー基金 他

商品詳細を見る
ビッグイシュー基金の若者ホームレスへのインタビューをもとに、その姿と、彼らが生み出された背景を語る一冊。そうした状況を通して、貧困が再生産される社会構造をあぶりだし、取組みを模索している。
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Author:マギーB
自然を感じて繋がる、人のハートを感じて繋がる生き方で、丸ごと暮らしていくのが夢。私の夢っていう舟に帆をはろう。好きな絵本「わたしのおふねマギーB」。

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